ネコでもわかるデュエル教室へようこそ!
こんにちは、にゃんころもちです。
21年間遊戯王OCGをプレイしており、これから遊戯王を始めたい人のサポートができる記事をかいています。
エクストラデッキのカードって種類が多くてよくわかんないんだよね💦
色がちがうカードが多くて初めのうちはわかりませんよね。それぞれ固有の特殊召喚方法がありますので順番に解説します。
この記事ではエクストラデッキのモンスターについて解説します。
しっかりおぼえて、デッキに合ったエクストラデッキを組めるようになりましょう。それではスタートです。
エクストラデッキとは
エクストラデッキとはメインのデッキとは別に用意する、特殊な方法で召喚する「融合モンスター」「シンクロモンスター」「エクシーズモンスター」「リンクモンスター」を集めたデッキの事です。
メインのデッキとは別に15枚まで用意し、デュエルで使用する事ができます。(エクストラデッキの枚数は、メインのデッキの枚数には数えません。)
エクストラデッキをデュエルで使用する場合は、デュエルの準備の時にエクストラデッキゾーンに裏向きで置いておきましょう。
公式ルールブック マスタールール(2020年4月1日改訂版)対応 バージョン 1.0 より引用
まとめると次のとおりです。
エクストラデッキゾーンとは上の画像の⑤の部分です。
ここに15枚のモンスターを裏側のまま準備します。それぞれのモンスターの召喚条件を満たしたとき、エクストラデッキから特殊召喚することができます。
どんな種類のモンスターがいるの?
・融合
・シンクロ
・エクシーズ
・リンク
全部で4種類あります。
順番に解説していきます。
融合
融合モンスターは紫のカードです。
「融合」魔法カードの効果で決められたモンスターを墓地へ送り、エクストラデッキから特殊召喚します。
近年ではさまざまな種類の融合カードが誕生しており、中には条件付きではありますがデッキのモンスターを利用できる強力なカードもあります。
デッキのモンスターを利用するのがどうして強力なの?
つかう手札の枚数が少なくてすむメリットがあります。
同じカードを出すのに、より少ない手札消費で出せるのがデッキのモンスターを利用できる強みですね。融合するときはなるべく手札以外から融合する方法を探してみましょう。
シンクロ
シンクロモンスターは白いカードです。
フィールドの「チューナーモンスター」と「チューナー以外のモンスター1体以上」を墓地へ送り、エクストラデッキから特殊召喚します。
シンクロ召喚するには特殊召喚したいシンクロモンスターのレベルと同じになるようにモンスターを墓地へ送る必要があります。
また、特に記載がないかぎりチューナーモンスターは1体のみしか墓地へ送れません。
つまりレベル8の「スターダスト・ドラゴン」を特殊召喚するにはレベル1チューナーの「ブンボーグ001」と他のチューナー以外のモンスターをレベルの合計が7になるように墓地へ送ればいいんだね。
そのとおりです。
チューナー以外のモンスターは何体でもいいので、(3+4)や(1+1+5)など何通りも組み合わせがあります。シンクロ素材にできるチューナーは1体ですので注意しましょう。
エクシーズ
エクシーズモンスターは黒いカードです。
フィールドの同じレベルのモンスターを2体以上重ねて、エクストラデッキから特殊召喚します。上の画像の「No.39 希望皇ホープ」の場合、レベル4モンスターを2体重ねます。
エクシーズモンスターはレベルを持たない代わりに、ランクを持っています。
レベルを持たないってことは、レベル0ってことだよね?
あくまでレベルを持たないだけであって、レベル0としては扱いません。間違えやすいルールですので気を付けましょう。
エクシーズモンスターを特殊召喚するときに重ねたモンスターたちは、エクシーズ素材としてモンスターの下に残ります。
エクシーズモンスターは重ねた素材を墓地へ送り、効果をつかうモンスターが多いです。
リンク
リンクモンスターは青いカードです。
儀式モンスターと似ていますが、儀式はメインデッキ、リンクはエクストラデッキに入るカードです。
レベルの有無でかんたんに見分けられます。リンクモンスターはレベルがありません。
フィールドのモンスターを墓地へ送り、エクストラデッキから特殊召喚できます。この時、エクストラモンスターゾーン(画像の⑦)かリンクモンスターのリンクマーカーの先にしか特殊召喚できないルールがあります。
エクストラモンスターゾーンは左右どちらでもつかえますが、反対側のゾーンはリンクマーカーを繋げることで使用可能になります。
両方のエクストラモンスターゾーンをつかっている状態をエクストラリンクといい、相手はリンクモンスターの特殊召喚ができなくなります。
リンクモンスターはリンクマーカーをつなげるように特殊召喚するんだね。
そのとおりです。
相手フィールドの方を向いているリンクマーカーは、相手もリンクモンスターを特殊召喚できる状態にしてしまうので注意しましょう。
リンクモンスターを特殊召喚するとき、もう一つ重要なルールがあります。
リンクモンスターをリンク素材につかうときは、リンクマーカーの数と同数のモンスターとして扱えるルールです。
どういうこと?
リンク4のモンスターを特殊召喚するには
・モンスター4体
・リンク3モンスター1体+モンスター1体
のどちらでも可能ということです。
例としてリンク4の「ファイアウォール・ドラゴン」で解説します。
「ファイアウォール・ドラゴン」はリンク4モンスターで、モンスター2体以上という召喚条件があります。つまりリンクモンスター以外を素材にすると4体もモンスターを必要とします。
ちょっとコスパがわるいですね💦こんなときはリンクモンスターを素材にします。
リンクモンスターは、リンク召喚の素材にするときマーカーの数と同数のモンスターとしてカウントできます。
リンクモンスターをつかえば、リンクの高いモンスターも出しやすくなります。
そのほかのリンクモンスターの特徴として、守備力を持ちません。
表側攻撃表示でしかフィールドに存在できませんので、守備表示にするカードや、裏側表示にするカードの効果が効きませんので注意しましょう。
番外編 ペンデュラム
これまで紹介してきた融合・シンクロ・エクシーズ・リンクの4種類はデュエル開始時からエクストラデッキに入っています。
しかし、デュエルの途中でエクストラデッキに加わるカードもあります。
それがペンデュラムモンスターです。
ペンデュラムモンスターはフィールドから墓地へ送られる代わりに、エクストラデッキに表側で加わる特性を持っています。
エクストラデッキからペンデュラムモンスターをペンデュラム召喚するときは、エクストラモンスターゾーンかリンクモンスターのリンク先にしか特殊召喚できません。
ペンデュラム召喚をメインにするデッキではリンクモンスターも上手につかいましょう。
ペンデュラムモンスターについてはこちらの記事でも紹介しています。
まとめ
今回はエクストラデッキのモンスターの種類について解説しました。
番外編でペンデュラムモンスターもあったね。
墓地へ送られる代わりに、エクストラデッキに表側表示で追加される特性がありましたね。
現代の遊戯王はほぼすべてのデッキがエクストラデッキからの特殊召喚をつかいます。それぞれの召喚方法をおぼえて自分のデッキに合った方法を組み込めば、戦術の幅が広がります。
この記事が参考になったかたは、ぜひ他の記事も読んでくれると嬉しいです。「ここがわからない」「この解説をしてほしい」といったコメントもお待ちしています。
以上、にゃんころもちでした。
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