【初心者向けテーマ解説】棺を死守するガーディアン!「ホルス」解説

テーマ解説「ホルス」 OCG

「ネコでもわかる遊戯王デュエル教室」へようこそ!

管理人のにゃんころもちです。

この「初心者向けテーマ紹介」シリーズは

  • 組みやすく
  • わかりやすく
  • かんたんに

を目標としたテーマ解説記事です。

この記事を読めば、まったく知らなかったテーマのことがざっくりわかる記事を目指していきます。

にゃんころもち
にゃんころもち

「くわしい解説記事を読むのは疲れる…」という方におすすめです。


初心者さん
初心者さん

今日は何のテーマを紹介してくれるの?

にゃんころもち
にゃんころもち

今日は「ホルス」というテーマを紹介します。

かんたんで強く、まさに初心者向けのテーマです。

エジプトの神様がモチーフなので、初代遊戯王のようなエジプトっぽい雰囲気が楽しめます。

どういうテーマか

ステータス

種族バラバラ
属性闇・地・水・風
レベル8
エクストラなし
共通効果①このカードがモンスターゾーンに存在する状態で、自分フィールドの他のカードが
相手の効果でフィールドから離れた場合に発動できる。
②自分フィールドに「王の棺」がある場合、このカードを墓地から特殊召喚できる。
初心者さん
初心者さん

全員レベル8なんだね。

テーマの特徴

「ホルス」の特徴は以下の通りです。

「ホルス」の特徴
  1. 動きがかんたん
  2. 他のテーマと組み合わせやすい
  3. エクストラデッキに依存しない
にゃんころもち
にゃんころもち

エクストラに依存しないのも初心者におすすめしやすい理由の1つです。

動きがかんたん

ホルスの動きは大きくわけて2つです。

  • キーカードである「王の棺」をフィールドに発動する
  • 「ホルス」モンスターを墓地へ送る
王の棺
ホルスの栄光ーイムセティ

フィールドに「王の棺」、墓地に「ホルス」モンスターが準備できれば、あとは毎ターン墓地から「ホルス」モンスターを特殊召喚できます。

初心者さん
初心者さん

僕でもすぐ使えそうだ

他のテーマと組み合わせやすい

「ホルス」モンスターは基本的に墓地から特殊召喚するので、通常召喚権が余りやすいです。

余った通常召喚権を他のテーマの下級モンスターに充てることで、互いのジャマをすることなくテーマの動きができるようになります。

にゃんころもち
にゃんころもち

下級チューナーモンスターを入れるだけで高レベルのシンクロモンスターが出せるようになるので、こちらもおすすめです。

チューナーを入れる

エクストラに依存しない

「ホルス」モンスターは共通効果として、自身以外のカードが相手の効果でフィールドから離れると発動する効果を持っています。

つまりモンスターがたくさん並んでいた方が、効果もたくさん発動します。

エクストラデッキからモンスターを特殊召喚すると、2体のモンスターをつかって1体特殊召喚することが多いので、フィールドの「ホルス」モンスターの数は減ってしまいます。

エクストラからの特殊召喚例
  • 融合→決められたモンスター2体
  • シンクロ→チューナー+チューナー以外のモンスター
  • エクシーズ→同じレベルのモンスター2体
  • リンク→必要リンク数になるように

「ホルス」モンスターは共通の効果のおかげで、エクストラデッキのモンスターを特殊召喚しない方が強い場合がある珍しいテーマです。

初心者さん
初心者さん

つまりエクストラデッキに依存しなくても強いデッキなんだね。

にゃんころもち
にゃんころもち

もちろんエクストラデッキがある方が、さまざまな状況に対応しやすくなるので、あくまでも「必須ではない」ということですね。

テーマ内おすすめカード

テーマ内おすすめ

王の棺

王の棺

「王の棺」は「ホルス」における最重要カードです。

「王の棺」がフィールドにあることが各「ホルス」モンスターの蘇生条件になっており、このカードをいかに守り切るかが勝負の分かれ目になります。

①の効果は「ホルス」モンスターに「自信を対象としないカードの効果で破壊されない」耐性を付与します。

初心者さん
初心者さん

なんかややこしいなぁ。

つまりどういうこと?

にゃんころもち
にゃんころもち

言いかえると、対象にとるカード効果でしか破壊できないということです。

対象にとる効果についてはこちらの記事で解説しています。

対象にとるサムネ

【遊戯王初心者あるある】対象にとる効果についてわかりやすく解説!

あくまで「効果による破壊」が対象にとるカードでしかできないだけなので、手札に戻したり、戦闘で破壊したりはできます。

また、「ホルス」の弱点である全体除去への耐性になります。

初心者さん
初心者さん

全体除去ってなに?

にゃんころもち
にゃんころもち

決められたカードをすべて破壊するカードです。1枚のカードで複数のカードを破壊できるので強力です。

全体除去

「ホルス」モンスターは自身以外のカードが相手の効果でフィールドから離れた場合に発動する効果を持ちますが、この効果は全体除去に対しては発動できません。

にゃんころもち
にゃんころもち

①自身がフィールドにいる場合に

②他のカードが相手の効果でフィールドから離れる

というのが発動条件ですので、全体除去に対しては①が満たせません。

「ホルス」の全体除去に弱いという弱点をこのカードが補ってくれます。

②の効果は手札を1枚墓地へ送ることで、デッキから「ホルス」モンスターを墓地へ送ることができます。

この効果は1ターンに4回までつかえるので、手札があれば4種類の「ホルス」モンスターを墓地へ送り、共通効果で特殊召喚できます。

墓地を経由しますが、手札1枚でデッキから特殊召喚しているのとほぼ一緒なので、非常に強力な効果です。

初心者さん
初心者さん

「ホルス」モンスターは王の棺があれば墓地から特殊召喚できるんだったね。

③の効果は1ターンに1度、「ホルス」モンスターが戦闘する相手モンスターを墓地へ送ることができる効果です。

この効果もホルスの弱点である戦闘破壊を補うものになっています。

にゃんころもち
にゃんころもち

うまくハマると

・戦闘破壊を1回防げる

・対象にとるカード効果でしか破壊できない

・やられても毎ターン墓地から特殊召喚

という非常に防御の硬い盤面がつくれます。

ホルスの栄光ーイムセティ

ホルスの栄光ーイムセティ

①の効果は墓地から特殊召喚できる共通効果なので割愛。

②の効果はコストでイムセティともう1枚手札を墓地へ送って、デッキから「王の棺」をサーチして1ドローする効果です。

「ホルス」デッキのキーカードである「王の棺」をサーチできるので、実質「王の棺」が6枚デッキに入っていることになります。(王の棺3枚+イムセティ3枚)

にゃんころもち
にゃんころもち

キーカードをサーチできるデッキは毎回決まった動きがしやすいので、手札が悪くて何もできないことが減ります。

③の効果は他のカードがフィールドから離れた場合の共通効果で、フィールドのカードを墓地へ送ります。

シンプルな効果ですが、フィールドのカードならば自分・相手を問いませんし、カードの種類(モンスター・魔法・罠)も問いませんので、状況に応じた除去ができます。

王墓の石壁

王墓の石壁

2023年10月28日に発売される「PHANTOM NIGHTMARE」で追加されるカードです。

①の効果はフィールドゾーンに存在するかぎり、「王の棺」として扱う効果。

この効果により、「王の棺」に繋がるカードがデッキに9枚入れられます。

実質「王の棺」になるカード
  • 王の棺 3枚
  • ホルスの栄光ーイムセティ(王の棺をサーチ) 3枚
  • 王墓の石壁(王の棺として扱う) 3枚
初心者さん
初心者さん

さらに安定感が増したね。

②の効果はデッキから「ホルス」モンスターをサーチし、手札をデッキの1番下に戻す効果。

イムセティを加えて「王の棺」をサーチしたり、加えた「ホルス」モンスターを「トレードイン」のコストにして2ドローしたりと便利です。

トレード・イン

③の効果は「ホルスの黒炎神」の効果をつかった場合、1ドローできる効果。

「ホルスの黒炎神」は同じくPHANTOM NIGHTMAREで追加されるカードです。

ホルスの黒炎神

黒炎神の①の効果の発動時のコストとして、自分の手札かフィールドのカードを墓地へ送りますが、その分を「王墓の石壁」が補充してくれます。

フィールド魔法なのでサーチ手段が豊富なのもデッキの安定感を上げてくれます。

フィールド魔法のサーチ手段の例
  • テラ・フォーミング
  • メタバース
  • 惑星探査車
にゃんころもち
にゃんころもち

次はテーマ外のおすすめカードを紹介します。

テーマ外おすすめカード

テーマ外おすすめ

トレード・イン

トレード・イン

コストで手札のレベル8モンスターを捨て、デッキから2ドローする効果。

「ホルス」モンスターは全員レベル8なので、発動条件を満たしやすいです。

墓地に「ホルス」モンスターを送りつつ手札を入れ替えられるので、デッキの潤滑油となるカードです。

スモール・ワールド

スモール・ワールド

一見ややこしく書いてありますが、手順は下記のとおりです。

スモール・ワールド手順
  1. 手札のモンスターを1枚相手に見せる
  2. 見せたモンスターと、1つだけステータスが同じモンスターをデッキから選び、最初に見せたモンスターを裏側除外する
  3. 選んだモンスターと、1つだけステータスが同じモンスターをデッキから選び、手札に加える
  4. 手順2で選んだモンスターをデッキから裏側除外する
初心者さん
初心者さん

ややこしすぎる!

にゃんころもち
にゃんころもち

文字で見るとややこしいので、図で説明します。

スモール・ワールドの手順

「ホルス」モンスターはレベル8のみ共通で、他のステータスはバラバラです。

つまりどの「ホルス」モンスターからもイムセティに繋がります。

スモール・ワールドでホルスをサーチ
にゃんころもち
にゃんころもち

もちろんイムセティ以外のホルスにも繋がりますので、状況に応じたモンスターを手札に加えることができます。

2023.10.24 追記

「ホルスの黒炎神」と「ホルスの栄光ーイムセティ」はレベル・攻撃力・守備力のステータスが一致しているため、途中に別のホルスを挟む必要あり。

惑星探査車

惑星探査車

フィールドのこのカードをリリースすることで、デッキからフィールド魔法を手札に加える効果。

召喚権が余りがちな「ホルス」デッキなので、惑星探査車もフィールドに出しやすいです。

サーチしたいのは上で紹介した「王墓の石壁」です。

王墓の石壁
初心者さん
初心者さん

惑星探査車で王墓の石壁を経由することで、さらに王の棺にアクセスしやすくなるね。

まとめ

今回は「ホルス」について解説してみました。

ステータス

種族バラバラ
属性闇・地・水・風
レベル8
エクストラなし
共通効果①このカードがモンスターゾーンに存在する状態で、自分フィールドの他のカードが
相手の効果でフィールドから離れた場合に発動できる。
②自分フィールドに「王の棺」がある場合、このカードを墓地から特殊召喚できる。
初心者さん
初心者さん

レベル8のみ共通だったね。

にゃんころもち
にゃんころもち

この特徴を活かし、スモール・ワールドで互いにサーチし合うことができます。

スモール・ワールド
スモール・ワールドでホルスをサーチ

テーマの特徴

「ホルス」の特徴
  1. 動きがかんたん
  2. 他のテーマと組み合わせやすい
  3. エクストラデッキに依存しない

動きがかんたん

ホルスの動きはかんたんです。

極端な話、「王の棺」を発動して、「ホルス」モンスターを墓地へ送れば準備完了。

ホルスモンスターを墓地へ送る

あとは毎ターン墓地から「ホルス」モンスターが復活してきます。

初心者さん
初心者さん

かんたんな動きで強いのは僕みたいな初心者にぴったりだ。

他のテーマと組み合わせやすい

「ホルス」モンスターは墓地からの特殊召喚がメインですので、通常召喚権が余ります。

そこで、下級モンスターの通常召喚から動き始めるテーマと相性がいいです。

にゃんころもち
にゃんころもち

さまざまテーマと親和性がありますので、今のデッキ構築に飽きたら違うテーマと組み合わせることでタイプチェンジできます。

エクストラデッキに依存しない

「ホルス」モンスターは共通効果として、自身がフィールドに存在し、自身以外のカードが相手の効果でフィールドから離れると発動する効果を持っています。

他のカードが破壊されると効果発動

この効果は「ホルス」モンスターが並んでいれば、その分だけ発動できます。

つまり「ホルス」モンスターが多ければ、1枚カードがフィールドを離れると一斉に効果が発動し、お得になります。

エクストラデッキからモンスターを特殊召喚すると、2体のモンスターをつかって1体特殊召喚することが多いので、フィールドのモンスターの数は減ってしまいます。

エクストラからの特殊召喚例
  • 融合→決められたモンスター2体
  • シンクロ→チューナー+チューナー以外のモンスター
  • エクシーズ→同じレベルのモンスター2体
  • リンク→必要リンク数になるように

状況によってはエクストラデッキからモンスターを特殊召喚しないほうがいいこともあるので、エクストラは必要に応じて使いましょう。

にゃんころもち
にゃんころもち

エクストラデッキがあれば対応力が上がるので、可能であれば15枚しっかり考えましょう。ランク8エクシーズやリンクモンスターが出しやすいのでおすすめです。

「ホルス」デッキは12期で登場したので集めやすく、拡張性も高いので初心者にもそれ以外の人にもおすすめできます。

テーマを組み合わせて自分だけのデッキを作る練習にもなるので、組んでみてください。


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以上、にゃんころもちでしたー。

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