「ネコでもわかる遊戯王デュエル教室」へようこそ!
管理人の「にゃんころもち」と申します。
遊戯王初心者に役立つ記事をめざして発信しています。
「新しいデッキを組みたいけど、ネットの検索は情報量が多くてつかれる」と思ったことはありませんか?
この記事では遊戯王初心者に向けて、デッキテーマの解説をしています。
- 組みやすく
- わかりやすく
- かんたんに
を目標にしていますので、新しいテーマに興味を持つきっかけになればうれしいです。
情報量を少なくし、さらっと読める内容になっています。
ぜひ最後まで読んでいってください。
今回はどんなテーマを紹介してくれるの?
今日は「王(ジェネレイド)」をご紹介します。
とにかく動きがかんたんで、大型モンスターが出しやすいのが特徴なので、初心者にもおすすめです。
どういうテーマか
ステータス
種族 | バラバラ |
属性 | バラバラ |
レベル | 4・9 |
エクストラ | エクシーズ |
共通効果 | 同名カードはフィールドに1体しか存在できない 「ジェネレイド」モンスターか特定の種族をリリースして発動 |
種族も属性もバラバラなんだね。
イメージとしては各世界の王という感じですね。
下級モンスターは1種類のみで、他はすべてレベル9の最上級モンスターです。
テーマの特徴
テーマの特徴は以下の通りです。
大型モンスターを毎ターン展開できる
「ジェネレイド」モンスターは1種類のみがレベル4で、他のモンスターはすべてレベル9の最上級モンスターです。
デッキがうまく動くと毎ターン最上級モンスターが出てきます。
最上級モンスターがバンバン出てくるのは派手だね。
しかもデッキから簡単に出てくるんです!
次に紹介するフィールド魔法がそれを可能にしてくれます。
フィールド魔法に頼りがち
「ジェネレイド」には専用のフィールド魔法があります。
このフィールド魔法を維持できれば勝ち、維持できなければ負けると言っても過言ではありません。
①の効果は相手がデッキからカードを手札に加えた場合に、自分のデッキから好きな「ジェネレイド」モンスターを特殊召喚する効果です。
じつはこれ、ドローフェイズのドローでも発動するんです。
つまり毎ターン必ず発動できます。
デッキから好きな「ジェネレイド」を出したら、②の効果につながります。
自分の空いてるモンスターゾーンすべてにトークンを特殊召喚します。
相手がドローしただけなのに、自分は好きなジェネレイドをだせて、トークンも4体だせるってこと?
そうなりますね。
出てきたトークンは壁にもなりますし、効果発動のコストになることが多いです。
逆に「王の舞台」がフィールドにないと、「ジェネレイド」モンスターを特殊召喚するだけでも難しくなります。
デッキのバランスが特殊
通常のデッキでは、重要なモンスターは3枚フル投入するのが一般的です。
しかし「ジェネレイド」デッキでは
- 同名モンスターはフィールド1体のみしか存在できない
- 「王の舞台」があればデッキから特殊召喚できるので、手札に引かなくてよい
- 手札からフィールドに出すのにひと手間かかる
といった理由で最上級モンスターは1種類につき1枚しかデッキに入れないことも多いです。
なるほどー。
最上級モンスターばかり手札に来ても困るもんね。
そのかわり「王の舞台」につながるカードはたくさん入れます。
「王の舞台」はフィールドと手札に1枚ずつあるのが理想です。
テーマ内おすすめカード
王の影ロプトル
テーマ内モンスターで唯一のレベル4モンスターです。
①の効果はテーマの共通効果。
②の効果は相手ターン限定の「ジェネレイド」モンスターの強化。
攻守ともに1000も上がるので、自身やジェネレイドトークンすら攻守2500になります。
③の効果はフィールドの「ジェネレイド」モンスターをリリースすることで、デッキから名前の異なる「ジェネレイド」モンスターを特殊召喚できます。
注目すべきは相手メインフェイズにも使える点です。
たとえば相手が「ロプトル」を魔法や罠で破壊しようとしても、対象をとる効果であればチェーンすることで「ロプトル」がフィールドからいなくなり、不発にすることができます。
「対象をとる」についてはこちらの記事で解説しています。
デュエルのどのタイミングでつかっても強いので、「ロプトル」は3枚採用するのをおすすめします。
王の呪ヴァラ
最近登場した期待の新人。
①の効果は共通効果。
②の効果は手札の「ジェネレイド」を墓地へ送ることで、手札か墓地から「ヴァラ」を特殊召喚できます。
「ジェネレイド」モンスターはデッキから特殊召喚されることが多いので、手札に引いてしまうとジャマになってしまうことも…。
そんな時は手札から墓地へ送って「ヴァラ」のコストにしちゃいましょう。
「ヴァラ」の登場前は手札に引いてしまった「ジェネレイド」モンスターが持てあますことが多かったんですが、「ヴァラ」の登場で解消されました。
③の効果は「ヴァラ」を特殊召喚した場合、「ヴァラ」以外の「ジェネレイド」を手札か墓地から特殊召喚できます。
②の効果をつかうと③につながるようになっていて、②の効果で「ジェネレイド」モンスターを墓地へ送ると、送ったモンスターをそのまま蘇生可能なんです。
レベル9モンスターが2体並ぶので、ランク9をエクシーズ召喚することもできます。エクシーズ素材にすれば特殊召喚した「ヴァラ」は除外されませんので、次のターンに再度効果をつかえます。
影の王レイヴァーテイン
①は共通効果。
②は相手モンスターの弱体化です。
②の効果により、「レイヴァーテイン」の攻守は実質3500となります。
「ロプトル」もいれば相手ターン限定ですが実質4500ですので、戦闘で突破するのはほぼ不可能でしょう。
ジェネレイドトークンでも攻守3500かー。
③の効果は、「レイヴァーテイン」をリリースするとエクストラデッキから天使族以外の「ジェネレイド」エクシーズを特殊召喚。
さらに特殊召喚した「ジェネレイド」エクシーズに、「レイヴァーテイン」が持っていたエクシーズ素材の数まで、自分または相手のフィールド・墓地からカードを選んでエクシーズ素材とすることができます。
対象にとらない効果で、効果の範囲もフィールド・墓地と広いので、相手からすると非常に厄介なカード。
しかもエクシーズ素材にするので、「破壊できないカード」や「リリースできないカード」も関係ありません。
エクストラから出せるモンスターは現状では「永の王オルムガンド」のみです。
「レイヴァーテイン」を採用するときは、「オルムガンド」もセットで採用しましょう。
テーマ外おすすめカード
ローンファイア・ブロッサム
自分フィールドの植物族をリリースすると、デッキから好きな植物族を特殊召喚する効果です。
この効果で「光の王マルデル」をデッキから特殊召喚します。
「マルデル」は召喚・特殊召喚時に「ジェネレイド」カードか植物族を手札に加えられるので、「王の舞台」や「ロプトル」などの重要カードにアクセスできます。
「ジェネレイド」デッキでは特殊召喚が多いので、通常召喚権が余りがち。
テーマ内の下級モンスターは「ロプトル」だけだもんね。
手札からかんたんに召喚できて、「マルデル」経由でデッキ内の必要なカードにアクセスできる「ローンファイア・ブロッサム」は相性がいいです。
星遺物の胎導
レベル9に関する2つの効果を持っています。
- 手札のレベル9モンスターを特殊召喚する
- 自分フィールドのレベル9モンスターを対象とし、そのモンスターと種族・属性が違うモンスター2体をデッキから特殊召喚する
デメリットとして
- 特殊召喚したモンスターは攻撃できない
- エンドフェイズに破壊される
という効果になっています。
レベル9の多い「ジェネレイド」にぴったりだね。
1つ目の効果で手札に引いてしまった「ジェネレイド」を特殊召喚できます。
エンドフェイズには破壊されてしまいますが、つかえないまま手札にあるよりはマシですね。
1つ目の効果はあまりつかいたくありません。
本命は2つ目の効果です。
2つ目の効果はデッキから好きなレベル9を2体も特殊召喚できます。
攻撃はできませんが効果はつかえるので、「マルデル」や「ヴァラ」などの特殊召喚時に効果をつかえるモンスターがおすすめです。
効果をつかった後はエクシーズ召喚してしまえば攻撃もできますし、エンドフェイズに破壊もされません。
トリアス・ヒエラルキア
お互いのターンのメインフェイズに、自分の天使族モンスターをリリースすると手札・墓地から特殊召喚できます。
特殊召喚するだけなら1体のリリースで可能ですが、2~3体リリースすると以下の効果が追加されます。
- 2体…相手フィールドのカードを1枚選んで破壊する
- 3体…自分のデッキから2枚ドローする。
天使族なら「ジェネレイド」トークンがつかえるね!
トークンはエンドフェイズに破壊されてしまうので、有効につかえますね。
3体リリースだと両方の効果がつかえるので非常に強力です。
まとめ
今回は「王(ジェネレイド)」について解説しました。
ステータス
種族 | バラバラ |
属性 | バラバラ |
レベル | 4・9 |
エクストラ | エクシーズ |
共通効果 | 同名カードはフィールドに1体しか存在できない 「ジェネレイド」モンスターか特定の種族をリリースして発動 |
テーマの特徴
大型モンスターを毎ターン展開できる
専用フィールド魔法のおかげでデッキからどんどん大型モンスターが特殊召喚されるんだったね。
大型モンスターが並ぶと気持ちがいいですね。
フィールド魔法に頼りがち
この「王の舞台」を維持できるかどうかで勝敗が決まります。
2枚目を手札に持っておけば安心できます。
デッキのバランスが特殊
共通効果で同名モンスターはフィールドに1体までしか存在できないんだったね。
モンスターは少なめにして、「王の舞台」へアクセスできるカードを多く採用しましょう。
大型モンスターを並べて、爽快なデュエルをしたい人にぴったりのデッキです。
以上、にゃんころもちでした。
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