「ネコでもわかる遊戯王デュエル教室」へようこそ!管理人のにゃんころもちです。
今年で25周年を迎える遊戯王OCGを20年以上プレイしており、これから遊戯王を始めてみたい人の背中を押してあげられるブログを目指しています。
自分でデッキを作ってみたいけど、カードの種類が多すぎてよくわからないよ。
カードの種類が多いと、どのカードをつかえばいいのかわかりませんよね。
この記事は新しくデッキを組んでみたいけど、カードの種類がよくわからない人向けに書いています。今回はモンスターカードについて解説します。
カードの種類をおぼえると、どの種類のカードを何枚くらいデッキに入れればいいのかわかるので、デッキ構築がスムーズになります。
いくつかの記事にわけて丁寧に紹介しますので、ぜひ最後まで読んでみてください。
通常モンスターと効果モンスター
モンスターは大きくわけると2種類に分類されます。
効果を持たない通常モンスターと特殊な効果を持つ効果モンスターです。
通常モンスターは黄色、効果モンスターはオレンジのカードです。
通常モンスターと効果モンスターはどっちをデッキに入れたらいいの?
効果モンスターが主体になります。
ですが通常モンスターをサポートするカードもたくさんありますので、どちらをメインにするかでデッキが変わってきます。
通常モンスター
通常モンスターの特徴は次の通りです。
効果をもっていないので、強さがわかりやすい
通常モンスターは効果を持っていません。よって見るべきところはステータス部分とつかいやすさです。
「ATK」と「攻」と書いてある数値が攻撃力です。
「DEF」と「守」と書いてある数値は守備力です。
どうして書き方がちがうの?
古いカードは右のように攻守で書いてあります。
最近のカードは左のようにATKとDEFで書いてあります。
攻撃力と守備力は単純に大きいほうが強いです。
画像のカードでは、攻撃力も守備力も右のカードのほうが高いですね。
青い枠で囲ってある部分はモンスターのレベルを表しています。
手札からモンスターを通常召喚するときは次のようなルールがあります。
- レベル1~4 そのまま出せる。
- レベル5~6 場のモンスターを1体リリースして出す。
- レベル7~12 場のモンスターを2体リリースして出す。
リリースって?
モンスターを墓地に送ることです。
モンスターをリリースしてレベル5以上のモンスターを召喚することを「アドバンス召喚」といいます。昔は「生贄召喚」と言われていましたが、「アドバンス召喚」に名前が変わりました。
モンスターのつかいやすさはレベルが重要です。レベルが高いほうが攻撃力と守備力は高くなる傾向にありますが、リリースが必要になります。
画像のカードでは、左のカードはそのまま手札から出せますが、右のカードは場のモンスターを2体リリースしないと通常召喚することができません。
どれほど強くても場に出せなければ意味がありません。つかいやすさは左のカードのほうが上ということですね。
強さとつかいやすさのバランスを考えてモンスターを選びましょう。
すべての「通常モンスターサポート」を共有できる
「予想GUY」はデッキからレベル4以下の通常モンスターを特殊召喚する効果です。レベル4以下の通常モンスターであれば、どんなモンスターでも特殊召喚できます。
「ヒーローアライブ」はデッキからレベル4以下のE・HEROモンスターを特殊召喚する効果です。「予想GUY」と似ていますが、こちらはE・HEROにしかつかえません。
特定のテーマ(E・HEROなど)をサポートするカードが多いですが、通常モンスターのサポートは「通常モンスター」という広い範囲に及びます。通常モンスター関連のカードが出るたびにすべての通常モンスターが恩恵を受けられます。
サポートするカードのサポート範囲が広いのが通常モンスターの強みです。
効果無効に強い
最近の遊戯王はモンスター効果が主体のデッキが多いです。モンスター効果をつかって相手モンスターを破壊したり、自分の必要なカードを手札に加えたりして戦います。
そうした相手の動きを妨害するために、「モンスター効果を無効にするカード」もまた採用率が高いです。
通常モンスターはもともと効果を持っていないので、相手の無効系カードを無駄にさせることができます。
通常モンスターは効果を持たないかわり、攻守の数値が高めに設定されています。相手の無効系カードを無視して高い攻撃力で攻めることができるでしょう。
効果モンスター
効果モンスターの特徴は次の通りです。
効果をつかってデュエルを有利に進められる
2枚のカードを比べてみましょう。攻撃力も守備力も左のほうが高く、一見すると左のカードのほうが強く見えます。
しかし右のカードは以下の効果を持っています。
つまりどういうこと?
「魔導戦士ブレイカー」を召喚すると魔力カウンターが乗り、攻撃力が上がります。
攻撃力が1900になるので左のカードの攻撃力1800を上回り、バトルで勝てるようになります。
ステータスで負けていても、効果をつかうことで勝つことができます。
効果がかみ合ったとき、1+1が2以上になる
このカードだけを手札から召喚しても強くありません。
①の効果で攻撃力と守備力は上がりますが、フィールドの機械族は召喚した「ブンボーグ001」しかいないので、攻撃力と守備力が500上がるだけです。
攻撃力と守備力が500上がっても大して強くありませんね。ではこのカードと一緒につかうとどうでしょうか。
「ブンボーグ003」の①の効果でデッキから「ブンボーグ001」を特殊召喚します。すると「ブンボーグ001」の①の効果が適応されます。
さらに「ブンボーグ003」の②の効果をつかって、攻守を上げることができます。
えぇ!?
こんなに強くなるの!?
同じカードでも他のカードと組み合わせることで驚くべき強さを発揮します。
まだ遊戯王に慣れてないうちは通常モンスターを多めにデッキに入れると、おぼえることが少なくなるのでおすすめです。
ゲームに慣れてきたらいろいろな効果モンスターの組み合わせを試してみてください。
まとめ
この記事では通常モンスターと効果モンスターの違いについて紹介しました。
モンスターの種類は大きくわけて2種類です。
1枚だけでは強くなかったカードが、組み合わせることで強くなってたね。
カードの組み合わせは無限です。
ぜひお気に入りの組み合わせを探してみてください。
この記事が役に立ったと思った方は、ぜひ他の記事も読んでみてください。
「ここがわかりにくい」、「この解説をしてほしい」といったコメントもお待ちしています。
以上、にゃんころもちでした。
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